DGA講座 II ② 「電気－機械エネルギー変換システム」を開催しました。

博士グローバルアカデミー（DGA）は、企業の社員を対象としたDGA講座「エネルギー変換システム」IIを開講しました。6月11日に開催した講座 II ②「電気－機械エネルギー変換システム」では、まず、電気･機械工学類 教授 小坂 卓 先生による「DVA(動吸振器)による自動車駆動用高速回転モータの高周波振動･騒音抑制」に関する講義がありました。そして、電気･機械工学類 准教授 関 健太先生による「制振技術－制御×機構×センシング：産業機械の応用事例」の講義が行われました。講義の後、「次世代モータドライブ&パワーエレクトロニクス研究室」と「メカトロニクスシステム設計研究室」の見学を行いました。普段の業務で扱わない参加者にとっても大変理解しやすい講義内容であったようです。また、講義で得られた情報が開発業務の参考になると捉えられ、興味深く受講されたようです。講義後の質疑応答については、もう少し時間を設けて理解を深めたかったとのご指摘もありました。研究室の見学が初めての方も多く、有意義であったとの感想もありました。

DGA講座IIは、年間4回の開催とし、1回の講座で二つの講義を行い、「名古屋工業大学・エアランゲンニュルンベルク大学国際連携エネルギー変換システム専攻」に所属する教員による導入教育として位置づけております。次回は、9月3日に鶴舞公園南のSTATION Aiで開催するため、講義だけの開催となります。引き続き、若手技術者の学び直し、アップスキリングのきっかけの場としてご活用願います。