名古屋工業大学 博士グローバルアカデミー
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DGA講座 II ④ 「エネルギー変換材料科学における機械学習活用」を開催しました。

博士グローバルアカデミー(DGA)は、企業の社員を対象としたDGA講座「エネルギー変換システム」IIを開講しました。12月17日に開催した講座 II ④「エネルギー変換材料科学における機械学習活用」では、まず、物理工学類 准教授 小林 亮先生による「計算材料科学における新潮流」に関する講義があり、続いて生命・応用化学類 助教 MARTIN Alexander先生による「高スループット実験と機械学習による圧電特性最適化」の講義が行われました。

専門分野に馴染みのない受講者にも配慮された基礎から丁寧で分かりやすい解説により、前提知識の土台をしっかり築いていただいたことで、後段の内容もスムーズに理解することができたと好評でした。さらに、機械学習の学習サンプルとしての論文の利用方法や、利用できるモデルが広く普及していることなどを知り、非常に有意義であり、業務に活かせそうな気づきを得たとの感想もありました。二つの講義に引続き、エレクトロセラミックス研究室の見学を行いました。講義内容と関連する装置・実験環境を実際に見ることができ、理解が一層深まったようです。

DGA講座II 2025は、年間4回開催し、各回で2講義を行い、「名古屋工業大学・エアランゲンニュルンベルク大学国際連携エネルギー変換システム専攻」に所属する教員による導入教育を10社のべ29名の技術者に提供しました。企業の皆様の学び直し、アップスキリングのきっかけの場として引続きご活用していただくため、DGA講座III 2026を企画検討しております。ご期待ください。