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4号館ホールにて第1回博士グローバルアカデミー講演会を開催しました。博士グローバルアカデミーと名付けた木下隆利学長の挨拶から始まり、柿本院長から博士グローバルアカデミー(DGA)の取組みについて案内した後、5名の講師には、博士号を取得することの意義や得られたもの、専門分野の知識に加えてグローバルな知見と教養を身に着け国際社会で活躍できる人材となることの重要性、また博士課程の生活やその後に企業でどのようにご活躍されてきたかなど、実体験に基づいた貴重なお話を提供いただきました。併せて、博士号取得者の活躍先や求められている人材像についても、具体的な企業側視点が共有され、聴講した約170名の学生に向けて講師の皆様から温かな応援メッセージが送られました。
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2023年11月28日、NITechホールにて第2回博士グローバルアカデミー講演会を開催しました。柿本院長から博士グローバルアカデミー(DGA)の取組みについて案内した後、4名の講師には、海外へ留学をすることの意義や五感で体験したことにより得られた自身の人生への良い変化などについて、実体験に基づいた貴重なお話を提供いただきました。多くの学生の留学カウンセリングを行ってきた株式会社ブルードのお二方には豊富な経験から留学することの意義を熱くお話いただきました。また学生時代の多国留学での研究活動の経験を持つ講師や社会人になってから海外の研究所で博士として共同研究された講師など、多種多様な留学の様子を聞かせていただきました。聴講した約130名の学生に向けて講師の皆様から温かな応援メッセージが送られました。当日のアンケートで得られたご意見やご要望を今後活かしつつ、次回の講演会について今後ご案内させていただきますので、今後の講演会にも引き続き奮ってご参加いただくことを期待しています。
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2024年5月8日、4号館ホールにて第3回博士グローバルアカデミー講演会を開催しました。小畑学長の挨拶の後、国際連携エネルギー変換システム専攻(本年4月開設)に所属する生命・応用化学類、物理工学類、電気・機械工学類のそれぞれの先生方から推薦されたアカデミアでご活躍中の3名の講師の先生から博士課程進学の魅力に関してご講演がありました。新潟大学の渡邉美寿貴先生は、学生時代にドイツの大学で経験した研究室での議論を「かっこいい」と感じ、博士課程進学の動機付けになったと語られました。博士課程修了後に勤務された企業での研究活動も紹介された東北大学の小野円佳先生は、博士課程進学について特に女性に向けて、博士号が仕事に復帰するときの強力な資格となると述べられました。大阪大学の小林拓真先生は、博士課程進学の魅力を実例と併せて紹介されるとともに、「ちょっと強い」を複数組み合せた「強み」を持つことを提案されました。いずれも多くの学生の印象に残ったようです。最後に国際連携エネルギー変換システム専攻の尾形専攻長より、博士課程進学の現状を諸外国と比較し、進学の障壁となっている課題に対する方策や取り組みが紹介されました。定員約200名の会場を埋めた多くの学生にとって博士課程進学を考えるきっかけの場となったと思われます。博士グローバルアカデミーは学生の皆様の博士課程進学を促すための活動を引き続き行っていきます。
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2024年3月に、文部科学省より「博士人材活躍プラン、博士を取ろう、博士を採ろう」が取りまとめられ、博士課程を目指す学生にも力強いメッセージが発信されました。また、産業界にも「博士人材の活用促進に向けた企業の協力等に関するお願い」が出されました。
これらの動向を踏まえ、2025年度から本学においても博士学生に対する独自の支援制度として、研究活動に専念できるための経済的支援と研究者としてのステータス向上のための支援を新設します。
第4回講演会では、「博士が活躍する社会」の促進に向けた、行政、産業界の取組みに加え、本学における博士支援の取組みを取り上げます。